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コラム

抱っこで手首が痛いときの、おうちでできる3分ケア

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「抱っこのしすぎで手首がズキッとする」というご相談が、この春からずっと続いています。赤ちゃんが大きくなるほど手首の負担は増えるのに、抱っこはやめられない。だからこそ、毎日の小さなケアで「こじらせない」ことが大切です。

なぜ抱っこで手首が痛くなるの?

手首の親指側には、腱の通るトンネルがあります。赤ちゃんを抱き上げるとき、手首を反らせて親指を広げる動きが繰り返されると、このトンネルの中で腱がこすれて炎症を起こします。いわゆる「腱鞘炎(ドケルバン病)」のなりかけです。

産後はホルモンの影響で腱のまわりの組織がゆるみやすく、ふつうの人より炎症が起きやすい時期。「私の抱っこの仕方が悪いのかな」と思わなくて大丈夫です。時期的に、なりやすいのです。

おうちでできる3分ケア

①温める(1分)…洗面器のお湯か蒸しタオルで手首を温めます。お風呂のついでで十分です。

②やさしく伸ばす(1分)…腕をまっすぐ前に伸ばし、もう片方の手で指先を持って、手のひら側・甲側にゆっくり10秒ずつ。痛気持ちいい手前で止めるのがコツです。

③親指をゆるめる(1分)…親指のつけ根のふくらみを、反対の親指でゆっくり円を描くようにほぐします。強く押す必要はありません。

こんなときは早めにご相談ください

温めると痛みが増す・ジンジンする/親指を握り込んで手首を小指側に倒すと鋭く痛む/朝起きたときから痛い——このどれかに当てはまるなら、炎症が進んでいるサインです。自己流のマッサージはお休みして、早めにご相談ください。

当院では、手首だけでなく肩や背中のこわばりまで含めて施術します。抱っこの負担は手首だけに来ているわけではないからです。授乳や抱っこの姿勢のご相談もどうぞ。

※このコラムは一般的なセルフケアのご紹介です。痛みが強い場合・しびれがある場合は、無理をせず専門家にご相談ください。

このは鍼灸院 院長 小島 はるか